2016年10月31日月曜日

ハロウィンと私と。

翌日。
あれやこれややろうと考えてたけど全部止めにして身体を休める。
ツアーの荷解きをして洗濯、風呂掃除、湿布を貼りまくって横になる。

Twitterで拾った昔のハロウィンの写真。
年代や国はわからないが恐い。

大阪城からの帰り道、前からボンテージスーツに顔が猫のメイクをしたおそらくオール明けのヘロヘロな女がチャリに乗って向かってきたのも恐かった。

ハロウィンの盛り上がりのポイントがよくわからない。
と言うかわかろうとしてないのかも。
「きっとクリスマスやバレンタインが日本に入ってきた時も最初は受け入れられなかったんだよ」と先日会話の中に出てきたがパレードの中で神輿担いでる奴らがテレビ画面に映し出されたのを観た時に完全に心を閉ざしてしまった。

もちろんそれを楽しんでる人たちを批判する気持ちはない。
何故なら阿波おどりだって街中に何十万人も溢れゴミや騒音問題、治安問題など必ずしも地元住民に歓迎されてない面もあるからハロウィンの狂騒を責める権利は俺にはない。
というかそもそも仮装願望が全くないのだ。


クリーナーをかけてVHSデッキ復活。
やっぱスライダースはいい。

2016年10月30日日曜日

El Camino,El Dorado tour 6日目。

起きて大阪城までの朝ウォーキング。
水面に映る空が綺麗で早起きは何かしらの得だね、といい気分。

戻り道に街中も歩いてみる。
金龍やうどん屋に吸い込まれそうになったりしながらも誘惑を断ち切りホテルに戻る。

集合して一路名古屋を目指すフリをしながらいつもの店に寄り道をしてのラーメン。安心安定の美味さ。
10/30は卵かけご飯の日ということでセットで注文。
腹はち切れた。

リハを終えたらすぐ本番。
セミファイナルということでお客さんも大変盛り上がっていただきました。
ツアー始まってからどんどん客席が自由になってゆく。鬱屈した(じゃない人ももちろんいる)日々を忘れ解放されてる顔がたくさん見える。
俺だって毎日鬱屈してるからステージに上がれば別人になったつもりで解放している。
そしてもちろんバンドも自由になってきた。
言葉にならない叫び、割れんばかりの拍手、オリジナルなダンス、たくさん溢れて嬉しくなったね。

連夜のワンマンということで正直リハの段階では疲れが取れていなかったが本番始まってステージに上がったらそんな気持ちも一瞬で吹き飛んで最高な時間だった。

ありがとう名古屋ell.FITS ALL。
また必ず!
観に来てくれた全ての皆さんに感謝。
搬出を済ませ車に乗り込んだらドッと疲れが出て寝てしまった。

数時間後に偏頭痛が酷く目覚めたらそこはもぉTokyo City。

深夜に杉並着。
解散すると思いきや…なんせ我々丸一日アルコールを摂取してないもんで。
最短距離の居酒屋へイン。
L.Oが1時間後とのアナウンスにかまへんかまへん!むしろ丁度いい、と最後の力を振り絞り乾杯。

残すはファイナル。
なんだか淋しいが全力で出し切ります。

シリーズ 今日の一枚♫:奥野敦士「永遠に満月」

帰り道歩きながら聴いた。
俺の中で永遠に名盤。

2016年10月29日土曜日

El Camino,El Dorado tour 5日目。

毎度お馴染みどうでもいいご報告を。
二日酔いなし
不快感なし

4:30起床。
5:00出発。

よくウォーキングのことを誉められりビビられたりするが健康の為とかではない。夜な夜なの飲酒のせめてもの自戒の念を込めての運動だ。

そぉいえば太陽の塔って高速の車窓からしか見たことないな、って目指す朝ウォーキング。

だいたいが大雑把な性格だからiPhoneのマップに設定した万博記念公園駅を目指すも到着したらお目当ては高速道路挟んであっち側…
歩いて渡れる橋がかなり遠いとわかりせっかく来たのに断念して引き返す。
結局車窓で見たより遠かった。
またいつかね。
帰り道綺麗な虹が。


昨日いろいろ書いたがやはり王将に戻ってまいりました。
安定のこってりラーメン。
但しチャーハンはいらんかったな…
この後しばらく身体が重かった。

JANUSでのリハが終わるとすぐにオープンスタート。

なんか泣けたね。
うまく言えないけどいろんな感情が押し寄せた。
男はつらいよ。

とにかく大阪のお客さんはノリがよくリズムに体を揺らす術を知ってる人が多くて嬉しくなるね。
もっともっと振り切ったライブをやりたいしまだまだやれるはず。
観ている方が気を抜く暇がないくらいガシガシ攻めていきたいね。
テンション的にもすごく高くて汗ビッショリなアツい演奏ができた。


打ち上げは寒空の下バルコニーにて。
気温が低くなかなか冷たいアルコールが入っていかない。
豚汁なら一気できたな…

爆音に耳がやられ難聴に拍車がかかり耳が全然聴こえず参ったね。

美味しい焼きそばやたこ焼きで乾杯。
少人数で楽しく語らい解散。

心斎橋JANUSに感謝!
また必ず。




2016年10月28日金曜日

そして今更感漂う柿ピーを彼は優しく受け取ってくれた。

曇天の朝。
距離を伸ばしたかったがここんとこ10㎞という距離が収まりいい感じになっている。不思議なものでそれに慣れると10㎞近づくと体が疲れてくる。


昼すぎ。
集合場所に着いたころにはパラパラと雨が。

大阪を目指す。

暗くなると
夜のハイウェイ♪
ときっと全国民が唄うよね。

 
今回同行してくれているローディーのシャブちゃんの運転。
シャブちゃんはキヨシローさんに付いてた人(あのマントの人)だからいろんなエピソードを聞けるのは楽しいよ。

俺はといえば寝たり起きたりblog書いたりしながらヘッドフォンでヒルビリーバップス聴きながら車中の時間を過ごしている。

今朝本当になんとなく久しぶりに聴きたいと思いこれをiTunesに入れてきたのはシャブちゃんがいたからかもね。
巡り合わせだ。

無事到着してホテルにチェックイン。
一同ですぐ近くのお好み焼き屋へ。

高野氏と音楽の旅をするようになって6年くらいが経過したがこれまでの旅では目的は観光ではない!飯は王将で充分!とご当地食材を楽しむこともなくストイックな姿勢を貫いてきたがこのツアーから土地の名物を選んでくれたり、事前に店を下調べしてくれたり何故かとても優しい。どんな心境の変化かわからないが俺にとっては嬉しいことだから大歓迎だ。

大会と冠が付くには1人や2人では開催見送りになるからって今夜ははじめちゃんも参戦。
今夜もジョッキをガチンとぶつけ合い「やれるのか?」と魂を擦り合わせる。
一通り粉もんを堪能したとこでお開き。

明日はきっといい日になる。
いや、いい日にする。



2016年10月27日木曜日

誰も知らないサイン色紙。

少しづつ寒くなってきてヒンヤリするがこれくらいが朝のウォーキングにはちょうどいい。
空気が澄んでいて朝日がとても綺麗だ。

ようやく「THE FOLLOWING」のファイナルシーズンを見終えた。
一つ難癖つけるとしたら警察やFBIが無能すぎ!
「FBIが総力をあげて捜索してます」
「警察、特殊部隊が完全に包囲している」
と言いながら毎回見事に1人や2人の犯人を逃す。
セカンドシーズン観始めたくらいから「あ、絶対逃すパターンやな…」ってバレバレだったよ。
いや、かなり面白かったんですがそこだけかなりストレスだった。
さぁ次はなに攻めよっか。


20161027 19:30-20:00
東京新のんき連全体練習@座高円寺

ツアー中だから練習休んでたからやっぱりバチが重く感じた。
でも阿波おどりはいいね。
お囃子を奏でてる時は無心になれるし何より楽しい。

第8期に入りこれまで以上に課題は山積みだがしっかり自分を見失わないように一つ一つ丁寧にやっていこうと思う。

2016年10月26日水曜日

束の間の。

ツアーに出ては一旦戻り、の繰り返し。
最近はメジャーのバンドでも集客が厳しくライブやツアーは週末しかやらないというのが多くなってきていると聞く。それが原因かミュージシャン同士でライブのお誘いがあってもだいたいこちらも本番日ということが頻繁である。


あれ?これ読んだっけ?と半信半疑で購入して読み始めて2ページで「あ、やっぱりなぁ読んだなぁ持ってるなぁ…」と発覚。あるあるだね。

小説は非現実な物語の中に飛び込み、浸り逃避できるものだと思うが西村賢太は現在の底の底だから好き嫌いがハッキリ分かれるね。


ニ夜連続のレッスン。
昨日のスタジオはいつも先輩ミュージシャンで賑やかなのになんだかガランとして淋しかったな。




シリーズ 今日の一枚♫:ARAB STRAP「Ten Years Of Tears」

#シリーズ今日の一枚





2016年10月25日火曜日

幻とのつきあい方。

穏やかでヒンヤリした空気の杉並の朝。
いつものように好きな音楽を聴きながら川沿いを歩く。

上京したての頃はとにかくチャンスがほしくて、きっかけや繋がりがほしくて当時の相棒と新宿LOFT(小滝橋通り)の打ち上げに勝手に忍び込んでは先輩ミュージシャンに「俺ら絶対上行ってやりますから!俺の顔憶えといてくださいよ!」と生意気な発言ばかりしていて今考えるとよく殴られなかったしつまみ出されもしなかったなと。
もし今、自分の打ち上げにかつての俺のようなやつが勝手に紛れこんで来たらと考えたら…
恐ろしいね。

また別の日のLOFTで打ち上げが終わったらかなりお酔いになってらっしゃる大御所ミュージシャンが「おいニイちゃん俺の家まで送ってくれよ」と。
当時車を持っていた俺は夜明け頃の新宿〜笹塚の10分ちょっとの間車内で二人っきりで内容は憶えてないが世間話をした。
俺は心の中で「うわぁぁ◯◯さんを車で送っとる、東京っちすげぇ街やね〜」といつもの威勢はどこへやらでまるで自分が有名ミュージシャンに仲間入りしたような感違いをしながらハンドルを握っていた。
あの時啖呵切った『上』というのが一体どこなのかわからなくなったし◯◯さんともその後直接お会いした事はない。

なんてことを今日みたいな夜明けに遭遇した時はたまにあの日を思い出す。

夕方には雨が。
夜はドラムレッスン。
ほぼキックに費やした2時間。



シリーズ 今日の一枚♫:BRUNO MARS「Doo-Wops&Hooligans」

#シリーズ今日の一枚



2016年10月24日月曜日

オホーツクに消ゆ。

サッポロビール工場〜時計台〜テレビ塔〜SPIRITUAL LOUNGEと街中を歩く最終日の朝。

今回泊まったホテルは元々マンションだったのかな?と思わせるような造りで玄関があり左手には洗濯機、右手にはコンロがありしかも綺麗で広い。
もし札幌に住んでいたら、と妄想するにはもってこいの部屋だった。


行きと同じく後発組のはじめ、風間、俺で待ち合わせて空港を目指す。
新千歳空港に着いてからはそれぞれお土産買ったりラーメン食ったり。

離陸〜寝落ち〜着陸。
体感10分ほどの空の旅。

空港からそれぞれの街へ戻る道すがら疲れから口数も少ない車内に「なまら混んでますね」というはじめの一言が静かに響く。

みんなと別れ暖簾をくぐりしめやかに一人打ち上げ。


「間違えて辛もやし作っちゃったんでカジさん食べます?」と言われ断る理由もないので「あいよ!」と有り難くいただいてると直後に入ってきた若いサラリーマン3人組がタッチの差で「辛もやし!」と注文。
厨房から小さな舌打ちが聞こえたような気がした。


2016年10月23日日曜日

El Camino,El Dorado TOUR 4日目。



いつものように早めの起床。

二日酔いも不快感もなし。

検索して目に入った大倉山ジャンプ場。
よしここを目指そうと歩き出したが真っ暗で時折雹が降る早朝札幌City。

緩やかに段々と勾配がきつくなる斜面をひたすら登る。
独りぼっちのラージヒル。
なかなか景色もよく気持ちいい。
しかし思えば遠くへ来たもんだと見下ろす。

ホテルに戻りシャワーを浴びるとFLUKE岡部氏が車でお迎えに。
音楽的趣味も近く車中では80代や札幌やらの音楽談義で盛り上がる。

車で30分ほど走り岡部氏が是非連れてきたかったという「大蓮」に到着。
少し生姜が入った味噌チャーシュー麺かなり美味かった!
確実に自分の中の味噌ラーメンランキング上位に食い込んだ。
岡部くんありがとう。


再びホテルに戻りあと30分ゆっくりできるなって横になったら爆睡。
フロントからの電話から起こされた時にはとっくに集合時間を過ぎていたという失態。

THE JUNEJULYAUGUST以来の「くう」。
今夜はnil、THE JUNEJULYAUGUST、THE BLACK COMET CLUB BANDの三つ巴。
リハもいい感じに進みまたもやあっという間に本番。

アコースティック形式本当に楽しいね。
年齢を重ねてこんな感じで肩の力を抜いて音楽を楽しめるようになったんだなと実感しながら演奏。
本体にとってもいい影響が生まれる予感しかしないね。
お客さんもたくさんで嬉しかった!
また近々やりたいです。


打ち上げは海鮮的な居酒屋にて。
そろそろ一気ブームも駆け抜けるように去り周りを見渡すと一気してるのは俺一人。
一人でもやってやるさ!とハイボールを二杯流しこんだとこでL.O。
大人しく引き上げる我々。