2015年8月11日火曜日

2015福岡帰郷③




帰郷二日目にして最終日。
今日の予定は親父方の本家がある大分県日田市まで墓参り。

ご先祖様に手を合わせる。
若い頃はちっともそぉいうことに重きを置かなかったが近年とても尊いことのように思えるようになってきた。

母親は忙しいため親父と二人旅。
子供の頃は長く苦しい山道の長旅のように思っていたが近年はバイパスも増えほんの一時間半ほどで日田に到着。

墓の掃除をして墓石に水をかけ線香に火をつけ手を合わせる。
「いずれここに俺も入るんやから将来はお前ら兄弟がこぉいうことをやらんとな。」という親父の言葉がやけにリアルに感じた。
日田は梶原姓が多く周りの墓も梶原だらけ。

それから日田の本家へご挨拶。
20数年間の間に2.3回しか顔を出してない俺のことなど本家の叔父さん、叔母さんもあまり憶えてるはずもなく会話は終始フワフワしたものだった。

本家を出て親父が「なんか食べたいもんあるか?」と。
事前に日田出身のビーツ山根さんやネットで観た情報からチョイスした行きたかった店を言うと

「かぁ〜くだらん、流行っとるとか人が並んどるとかそぉいう人の噂を基準にしか判断できんのか?つまらん人間やの〜」
「飯なんか並ばんでパパッと食えるとこでいいんよそんなもんは。」

親父が偏屈で頑固で辛い。

「じゃあ聞くなや!
はい!任せるから何処でもいいよ!」

としばしお馴染みの険悪なムードの車内。

なんせ口癖は
くだらん
つまらん
しょーもない

まず相手をこきおろし、下げてから会話を始める。
口が悪いというかなんというか困ったもんだ。

世の中で人が飛びつくものや、流行りや噂ほど中身のないものはない。
常に人のやらんことをやれ、アウトローでいろ。

という親父の考え方や教えに少なからず影響を受けているのは認める。
だがたまに帰省した息子がせっかくの機会に食べたいと言っている店に嫌かもしれないが連れて行ってくれる優しさが足りない。
もちろん尊敬してるし大好きだけどね。

結果なんてことないチェーン店的なとこで天ざるうどん。
ま、美味かったからよし。

時間もあるし前回行けなかった日本で唯一の本人公認の高倉健記念館へ。

はいー閉館日でしたー。


で、また車中いろいろ親父と会話しながら実家に戻った。


押し入れから高校生時代に使っていたロートタムを発見。
宝島もたくさん出てきた。



夕ご飯。
親父、おかん、おかんのお姉さんと四人。
畑でとれたカボチャやパプリカなど野菜天婦羅を囲む。

食べ終わったのは17時過ぎ。
後はゴロゴロしていつの間にか寝てしまった。

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