2016年11月3日木曜日

ありふれた日々が輝いてゆく。

料理をするのは好きだ。

昔は携帯電話もなくいきなり人が来宅するなんてことも珍しくなかった。

上京したばかりの頃1人で暮らす成増の部屋でカレーを作ってる最中にいきなり先輩が現れて「お、こうじカレーか!福神漬けないやろ?」とまた外に飛び出してコンビニで買ってきてくれた。
実家では親父が好物なもんでカレーの付け合わせはらっきょうが定番だったからなんだか新鮮で。
2人で美味い美味い言いながら食べたのをとてもよく憶えてる。

その部屋でのことでもう一つ思い出したがある日風邪引いて高熱で寝込んでると別の先輩から用事で電話がかかってきた。
心配した先輩は車で片道1時間かけてきてくれた。
料理するなど一度も本人の口から聞いたことない先輩は豚肉を1パック買ってきてカセットコンロでフライパンにお湯を沸かし(no出汁)豚肉をしゃぶしゃぶしてぽん酢で食べさせてくれた。
一人暮らし生活初めての高熱で不安だったその時先輩が作ってくれたただのお湯でのしゃぶしゃぶは涙が出るほど美味しくて嬉しかった。


だいぶ話は逸れたが久しぶりに蒸し鍋を。
ただそれだけじゃなんなんでサツマイモ、椎茸、厚揚げを乗せ少々塩と胡椒を。
シンプルで美味かったね。



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