朝は中野駅前の田舎そば「かさい」にてかき揚げそばを。
田舎そばの定義はわかりませんが平べったくフニャフニャのかき揚げ、太い麺。嫌いじゃないです。
しかも摩り下ろし生姜入れ放題というのが珍しい。
しつこいようですが立ち食いそば巡りが趣味というわけではありません。
ZONE vol.3の日がやってきた。
毎月同じ場所に還ってくるというのは気分がいいし不思議な安心感があります。
今日は看板を描かせてもらいました。
14:46
メンバー、新宿LOFTスタッフ全員で黙祷。
五年前のあの日。
阿佐ヶ谷駅前の本屋にいて強い揺れがきた瞬間にロータリーに飛び出したら時空が歪んだように見え停まってるバスが縦に跳ね上がっていました。
日も暮れはじめた頃から翌朝まで徒歩帰宅を余儀なくされた人の行列が青梅街道や五日市街道を埋め尽くしていた光景は忘れられません。
リハは快調でした。
何故か一瞬ですがステージ上で高野氏を「哲さん」と呼ぶブーム到来。
いつものようにオープン前のBARでLOFTスタッフと談笑して時間を過ごす。
まずはTHE JUNEJULYAUGUSTから。
基本的に自分の演奏に合格点をあげられないし完璧まではまだまだ遠いと思ってますが今夜の演奏は限りなく満点に近い納得いく演奏ができました。
こういう事は本当に珍しいです。
だからこそ毎回このレベルの演奏をしないとプロフェッショナルとは言えません。
演奏中はよくはじめとアイコンタクトをするんですが今日に限ってはパーマをあてたばかりの彼が綾野剛に見えてしょうがなく目を合わせる度に堪えてました。
そぉいう意味では演奏に集中できてなかったのかもしれません。
反省です。
という訳で前言撤回。
満点ではなかったので演奏中の雑念を取り払うべく再び精進します。
nilの間自分と綾野さんは休憩です。
客席で楽しんだ後は楽屋に戻りスタンバイします。
トリはTHE BLACK COMET CLUB BAND。
最初から最後まで途切れることのないテンションで演奏できました。
新曲2曲がとてもいい緊張感を与えてくれたし何よりもミスなくお披露目できてよかったです。
初めてってとても重要ですからね。
とにかくステージ上で音のうねりが見えました。
ようやくこのバンドでその瞬間がきた気がして嬉しかったですね。
久しぶりにライブを観た友人から「結成当初とは別バンドと思えるくらい変わった」と言われました。
それは自分でも感じますしもっと大きくなっていきたいですね。
そしてもう一つ嬉しかったこと。
THE JUNEJULYAUGUSTを終えるとLOFTスタッフが自分のとこに来て「KAZIさんって今日は自分のドラムセットなんですか?めっちゃいい音鳴ってました!」と。
「いやいやPA中田くんのお陰だよ」と謙遜はしましたが若い頃から道具に頼らずどんなセットでも自分の音を出す という気持ちで演奏してきましたから。
ただこの事は機材を揃えない言い訳のようにも捉えられかねませんし実際その件に関しての不精は大いに認めて恥じてもいるので近年自分から言ったことはありません。
ただ少しだけ報われたような気がして内心とても嬉しかったです。
ありがとう。
打ち上げに30分ほど参加して一人退出。
帰ることを驚かれましたが心が満たされるライブができたので不思議と寂しくありませんでした。
新宿LOFT
DJ ISHIKAWA
そして3月11日を一緒に過ごしてくれた皆さんに心から感謝。
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